2012年11月17日土曜日

晩秋の錦を纏う大土ヶ森(文字富士)を歩く


観察広場から大土ヶ森を望む

 大土ヶ森は栗原市の栗駒文字地区にある文字三山の一つで、栗原では文字富士と呼ばれていると案内書に記載されています。登路は細倉マインパークから林道を西北に10分ほど車で走った所からはじまります。
登山口の案内板前でメンバー

 大土ヶ森の近くには大変紛らわしいのですが、旧一迫に大土森があり三角錘形の山もあります。大土山森には登路は無いようですが、大土ヶ森と同じく鉱山があったようです。
 『昔、文字の大土ヶ森と長崎の大土森が喧嘩をした時、大土森の投げた石が大土ヶ森まで届かずに手前に落ちて石ヶ森が出来た。』と民話に語られ両方の山に関係が無いわけでもない様です。
 これらの山は第三紀の火山岩頸とされ、周囲に比して尖った目立つ姿となっています。
コースについては、種々のレポートと案内があり改めて記載は必要ないと思います。

今回歩いたコースと時間は、次の通りです。

大土ヶ森で歩いたコース
大土ヶ森登り口9:18 → 9:47観察広場9:59→クマ落とし坂分岐10:05→10:12大兔岩10:20→
10:28はなこすり坂調整10:39→10:46大土ヶ森山頂11:38→いっき坂終12:04→渓流コース分岐
12:21→12:51DSAFE訓練13:35→13:56大土ヶ森登山口
赤松林の道





クマ落とし坂を登る


このコースは、赤松林の緩やかで気持ちのよい道を歩き、その後急坂を上り、見晴らしのよい
山頂で
櫃ヶ森と中ノ森を望む

山頂、そして急降して、再び緩やかな道、最後に渓流に沿って下ると言う、コンパクトながら種々の変化を楽しめるものです。
渓流沿いの道でDセフ講習

案内標識は良く整備されているのですが、クマの被害が見られ、特にクマ休み場では標識が粉々になっておりました。

歩いたのは2012年11月11日、天気は薄曇りで時々薄日が漏れる状態でした。目当ての栗駒山は低い雲の中で見ることはできませんでした。ただ、文字三山の2つの山は拝むことができました。
メンバーは講師も併せて5名でした。













0 件のコメント:

コメントを投稿