2012年2月23日木曜日

P291mと「サイカチ沼、月山池」周辺トレッキング

斉勝沼はワカサギ釣りで賑わっています

2月18日の福祉登山は斉勝沼西北駐車場(P3)から291mを目指しました。
ところで東北の山遊び2010.3.22 では291m付近の山を岩元山としておりますが、二万五千分の一の地図には三角点のある246.8mを岩本山と記載しております。どちらか良く分からない教えていただければと思います。

福祉登山についてですが、この単語で検索をしても「お探しのページは見つかりません。」とコメントが返されてきます。正式の用語ではないものの、障害で車椅子生活となっている方、知的障がいのある方、高齢者をなど対象にハンディがある方達の登山をサポートするシステムを福祉登山としています」(http://www8.ocn.ne.jp/~toi/  参照)とのことです。

今回は障害者の方5名とサポート要員は自分も含め8名、全員元気に斉勝沼周辺の雪道を歩くことができました。
        
はじめ、アニマル・トラック(野生動物の足跡調査)に集中してしまって、すっかりルート確認を忘
  
兔の足跡発見

れ、愛子と秋保の結ぶ主要道にまで進み、引き返すこととなりました。
積雪の急132を歩く参加メンバー

引き返し後、斉勝沼南西端部から西に入る林道を辿り、途中熊よけの一斗缶をならして景気づけ
熊いますのサインがある林道入り口



をしました。そして、サイカチ沼最上流部からの沢に合流する手前から、右手の踏み後を辿り、昼
風をよけ日溜まり昼食です

食休憩後上部の林道に出て三角点246.6mの南側を通過し、さらに登ると291mのピークに着きました。
そのピークは藪の中にあって見通しは得られません。藪の間から近くの山、ゴルフ場、板颪峠などが垣間見られました。ピークには所々に凝灰岩の岩が認められハート形の岩もありました。
明確ではないのですがハート型の岩です

この岩を何らかのこじつけをし、上手に宣伝すれば、観光資源になるかもしれません。長い距離の歩行にもかかわらず全員元気に頂上に立つことが出来ました。

当日の気象:強い冬型で、日本海側は雪であったものの、大変用側のこの地域は風は強いものの晴天で、気温は0℃程度でした。

コース:GPSの記録を示しました。
地図の右上がP3、下方の軌跡が愛子・秋保道、左端がP291m


コースタイム:9時00分斉勝沼西北端のP3(パーキング3)発→11時愛子・秋保温泉新132号手前→11時25分林道入り口→11時50分登山口(食事休憩)12時06分発ルート調査→12時24分登山口発→岩元山近く12時51分→13時06分291m頂上13時22分発→13時44登山口戻り休憩・発13時56分発→14時24分P3着

雑感: サイカチ沼は仙台市民の手軽なハイキングコースの一つで、沼周辺の丘陵は遊歩道が整備されている。今回のコースはハイキングコースからは少しはづれており、静かな里山を満喫できました。


斉勝沼について:
仙台市が広瀬川から水道用水を取水することにより、農業用水が不足することを防止するため、補償用の溜池として大正11年灌漑用に築造されたのが、斉勝沼です。
現在の施設所有者は仙台市で、アース式ダム、堤高10.0m、堤頂長110.0m、堤体は盛土に内面石貼り、総貯水量は、423,000m3とされています。堰堤付近の地質は、新第三紀の細粒~粗粒酸性凝灰岩(砂岩を伴なう)で、他は北岸・南岸ともに酸性凝灰岩(泥岩を伴なう)とされています。

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