七月に入ると標高1000m以下の山は、植物が繁茂し虫の発生も多くなることから、
高度が1500m程度の山が散歩コースに選ばれます。
今回は通常の散歩に加えて花の観賞を課題に加えて、このコースを歩くことになりました。
当初の計画では浄土平ビジターセンターから鎌沼、姥ヶ原、谷地平まで行き、
再び姥ヶ原まで戻り、東吾妻山を経由して景場平までのコースを予定していました。
ところが、姥ヶ原と谷地平の往復に時間を要し、残念ながら同じ道を戻ることとなりました。
日時:2012.7.3 天気:晴れ 後 曇り 小雨
吾妻連邦・浄土平→←谷地平 |
コースタイム:浄土平ビジターセンター前 8:43→一切経分岐9:03→酸ガ平分岐9:24→
鎌沼分岐9:50→姥ヶ原分岐10:18→12:02谷地平避難小屋12:18→谷地平大倉深沢→
谷地平避難小屋13:17→姥ヶ原分岐14:55→浄土平ビジターセンター前15:14
マイズルソウの群落 |
鎌沼への木道 |
浄土平から 鎌沼への登りは、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウなどが
目を楽しませてくれます。鎌沼の周辺ではミネザクラやクロマメノキなどがみられました。
鎌沼のカモ |
姥神様から避難小屋までの針葉樹(オオシラビソ、コメツガなどの原生林)の中のコースは、
巨樹や吾妻シャクナゲ、ミツバオウレン、バイカオウレン 、サンカヨウなどが見られました。
このコースは、木の根、段差、浮石、岩、泥・水たまり・倒木があり、悪路です。
予定より時間を多く要しました。
食事休憩をした谷地平避難小屋は、新しく明るく快適な20人ほどが止まれる小屋でした。
谷地平避難小屋とメンバー |
谷地平は姥沢を再び渡渉し、少し登った所に開けており、東太巓、偽烏帽子、家形山、
前大巓などの囲まれた静かな湿地でした。
残念なのは時期が遅いせいか、見られたのは終わりかけのワタスゲだけで、姥ヶ原の方が
種々の植物が見られたことです。そして今年はコバイケイソウの花が極端に少ないことです。
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